エルメスクリッパーのコイル断線

他店で電池交換を依頼したが動かないとの事でお持ち込み頂いた
エルメスのクリッパーですが、検査の結果、コイルの断線が確認
されました。
電池交換に出される前の状況をお伺いしたところ、秒針が4秒運針
(電池切れのサイン)の状態で動作していたそうなので、開封時に
工具をオーバーランさせて断線した可能性が極めて高くなりました。
その時に付いたキズとは限りませんが、開封口に大きな打痕も
残っております。

hermes2 

参考までに正常なコイルの画像はこちら
hermes

コイルの断線は人的ミスで起こる場合がほとんどで、今回のように
直前まで4秒運針していたのが事実ですと開封時の作業ミスである
ことは明白です。
当社で修理することは可能ですが、まずは現状を前回の依頼先に
お伝え頂き、その後の判断はお客様にお任せすることにいたしました。
今回のように不動に至った経緯と時計の状態から原因を究明すること
ができる場合もありますので、修理前の問診はできるだけ詳しく
ご回答頂けるとお客様にとってもメリットがございます。