ロレックス・コスモグラフデイトナRef.6265/Cal.727 オーバーホールと部品交換

オーバーホール前の画像

ロレックスコスモグラフデイトナRef.6265  ロレックスコスモグラフデイトナCal.727

手巻きの操作が出来ない状態でしたが、関連部品は文字盤の裏側にあるため完全分解しないとダメージ部品の特定が出来ません。
 針の脱着はリスクを伴うため無用な作業は避けたいところですが、是が非でも修復されたいとのご要望で概算のお見積もりでご承諾いただきました。
 交換の可能性がある部品としてツヅミ車、キチ車、巻真、角穴車、丸穴車、ゼンマイなどのうち数点を挙げ、83,000円(税別)のお見積もりでした。

オーバーホール後の画像

ロレックスデイトナRef.6265  ロレックスデイトナCal.727

結果は角穴車の歯欠けが原因でした。手巻き操作の際に都度指を離してしまうとゼンマイが逆戻りしようとする力で角穴車に負担が掛かる事が要因ではないかと推察されます。
 これは手巻き時計全てに共通している事なので、巻き上げ時には指を擦るようにして頂くと同様の不具合や巻き過ぎによるゼンマイ切れを防ぐことができます。
 今回の修理代はオーバーホールと角穴車交換、ゼンマイの外端修正、12h計ハカマ修理で計60,000円(税別)で納まりました。