ロレックス・シードゥエラーRef.16600のバルブ不良の修理

オーバーホール前の画像

ロレックスシードゥエラー16600オーバーホール前 ロレックスシードゥエラー16600オーバーホール前 

オーバーホールでお持ち込み下さいましたが、開封
前の検査で防水不良が確認されました。
空圧式の防水試験機では不良箇所の特定までは出来ま
せんが、バルブ不良の可能性も含めてお見積もりさせて
頂きました。
裏蓋や竜頭、チューブ、ガラスのパッキンは容易に交換
できますが、エスケープバルブが原因ですと修理の
ハードルが一気に上がります。

その後の精密検査の結果、バルブのパッキン不良と判明しました。
ロレックスシードゥエラー16600エスケープバルブ 
ケースの内側から専用工具を使用してバルブ本体を取り出します。

ロレックスシードゥエラー16600エスケープバルブ

ロレックスシードゥエラー16600エスケープバルブ 
先ずはバルブの外パッキンを交換して再度防水検査を実施します。

ロレックスシードゥエラー16600エスケープバルブ
この外パッキンを交換しても防水性が改善しない場合は更にバルブの
キャップ部分に付いている内パッキン(下の画像)を交換しますが、
バルブの軸とワッシャーが一体構造になっており作業は容易では
ありません。
Rolex16600valve 

今回は外パッキンの交換で防水機能が回復しましたが、水に浸けてハードに
使われる方はメーカーでバルブごと交換されることをお薦めしております。

オーバーホール後の画像

ロレックスシードゥエラー16600オーバーホール後 ロレックスシードゥエラー16600オーバーホール後 

エスケープバルブは普段使いの方には無縁の機能で
すが、パッキンの劣化で水入りさせてしまう可能性
もございますので、メーカー以外で修理される場合は
防水性についても事前によく確認される事をお薦め
いたします。
総費用49,000円(税別) ローター真・ゼンマイ・
他のパッキン交換込み 2年保証